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名門大の女学生 天安門事件の情報を広げる

2014年06月16日

【新唐人2014年6月16日】北京第二外国語学院の女子大生、趙華旭さんがツイッターで天安門事件の真相を広げようとして、当局に拘束されました。彼女は絶賛され、彼女の先輩に当たる女性は、習近平主席に彼女の釈放を求めました。

 

「天安門に戻る」イベントを呼びかけた人権活動家の胡佳さんによると、趙さんは北京の出身です。彼女の所属する北京第二外国語学院は、不名誉なことだとして、彼女の家庭との連絡方法を明かさず、同級生に対しては、病気で入院したと伝えていました。

 

人権活動家 胡佳さん

「天安門事件25周年の今年、事件に注目するよう、実際に行動したのは北京の数十万の大学生のうち、彼女が1人だけです。彼女の行為は歴史的な価値があり、皆に知らせるべきです」

 

今年22歳の趙さんは、5月24日、ツイッターで「天安門事件25周年 偽基地局計画構想」を発表しました。偽基地局を利用し、一定の区域内の携帯電話に、天安門事件の真相を広めるとするものですが、その後、当局に拘束されました。

 

天安門事件学生指導者 封従徳さん

「80年代以降に生まれた若者は中共の独裁体制をひっくり返す墓掘人になるでしょう。今回、党が育てた人材が天安門事件の真相を広めました。趙さんなどの若者から希望が見えます」

 

趙さんの先輩に当たり、天安門事件で学生指導者の1人でもあった唐路さんは、先日、ツイッターで趙さんを絶賛したほか、習近平主席に対し、趙さんの即時釈放を求めました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/14/atext1116453.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/尹)

 

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